活版印刷の名刺のトムソン加工。レトロな風合い、アンティークな印刷。

トムソン加工

抜き型に合わせた専用の木型を制作して、紙を打ち抜く加工です。会社ロゴの形など、任意の自由な形を作ることができます。ハート型や変形の名刺もトムソン加工で対応可能です。

トムソン加工

トムソン加工とは、抜き用の木型を用いて紙をプレスして打ち抜く加工のことです。入稿データに沿って、抜き加工用の専用の型を制作します。断裁機では再現できない形状、例えばリンゴの形などオリジナルデザインの型も制作可能です。複雑なものでない限り任意の形に抜くことができ、様々な形の「変形名刺」を作ることができます。見慣れた91mm×55mmの長方形以外の名刺は、渡したときのインパクトが大きく、人目を引く効果の高い加工です。
制作時のデータは、型抜きする形にパスを作り、別レイヤーで保存してください。また印刷位置と加工位置は微妙なズレが出る場合がありますので、あらかじめご了承ください。
データの制作の疑問点及びお見積もりはお問い合わせお見積りからご連絡ください。

また、黒林堂では最終ご注文日から2年間、木型を保存します。初回は木型代が必要となりますが、期間内であれば2回目以降は木型代は不要となります。
余談ですが、西日本地域では「トムソン抜き加工」に使う型を「トムソン型」と呼ぶことが多く、東日本地域では「ビク抜き加工」に使う型を「ビク型」と呼ぶことが多いと言われます。トムソンは、米国のトムソン・マシン社(トムソンナショナルプレス社)のジョン・S・トムソンの名前に由来し、ビクはドイツのシュナイダー社のビクトリア打抜機に由来するといわれています。関西・関東でそれぞれの会社の型抜き機を導入する印刷所が多かったため、呼称に地域性が出たと思われます。

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